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よろずや長老

更新日:3月6日


概要

今回は、下京いきセンで5年間高齢でありながらも多様な経歴を活かし、元気で活躍されている田中さんの人となりを紹介します。


【プロフィール】

名前:田中博文

年齢:75歳

所属:下京いきいき

    市民活動センター 

      非常勤スタッフ

経歴

 一般企業(NTT)退職→長野県でペンション経営

 →長野県内の観光協会事務局→地元京都での某保養所でパート勤務

 →下京いきいき市民活動センター


肩書『よろずや長老』(自称)


いま取り組んでいること

 下京イキセンの主業務(貸館業務・施設管理)から雑業務(網戸修繕、ペンキ塗り等)まで幅広く取り組んでいます。特に、主業務を円滑に進めるためにマニュアル作成及び運用状況の可視化に注力しています。

 また、これから社会人になろうとしているスタッフには、社会人の心得的なことを伝えている。


いきセンで働こうと思ったきっかけ

 関連の伏見いきセンのHPの画面をみた時に、皆さんが凄く楽しそうに活動しているのが印象的で採用面接を受けたそうです。

 

田中さんにとって、下京いきセンの印象は?

 若い人と一緒に働くため自分の年齢を忘れ、活力を得られる場所だそうです。

若い人の出入りが多いユートピアのような印象を受けているそうです。


働く中で自分が変わったストーリー

 下京区の人口構成などをわかりやすく可視化した「マチノモト」の制作にあたって、当時の学生スタッフと議論しながらグラフを作成していったことだそうです。

(グラフが自分でつくれるようになったことが非常に嬉しかったとのこと)また、学生を

中心とした若い世代の方々と交わることで世の中の動向(SDGs等)になじんでこれた。


いきセンで働く中で学んだこと

 今までの経歴で学んだことは「アウトプット思考(成果)」であったが、下京いきセンを取り巻く社会的環境の中で「アウトカム思考(変化)」を学んだこと。


自分が考える地域活動で大切なことは

 地域を知って、自分に何が出来るかを認識すること。地域の課題を知り(調査)、地域のキーマンと共有・協働ができる仕組みをつくっていくことが重要。


今後のキャリアについて

 今年の3月で退職しますが、その後は趣味の写真を仲間と一緒に楽しみたい。また、家で育てているバラの花をきれいに咲かせたいそうです。


地域活動をしようと考えている若者へ一言

 地域の方々には常に誠意をもって接すること。また、知らない事は知ったかぶりをしないこと。決して自己満足に走らないこと。


これから社会人になる若者へ一言

 長いキャリアを積んでこられた田中さんから、これから社会人になる若者に向けての一言をいただきました。

 田中さん自身も大切にしている言葉で『希望に起き、努力に生きて、感謝に眠る』という言葉だそうです。一日一日を大切に過ごす意識をしていってほしいそうです。

 また、「ネバーギブアップ」も若者に大切にしてほしいそうです。


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