■ 記事の概要
今回は、下京いきセンでアルバイトとして、
「地域の方と交流をしながら、緑化活動に取り組む事業」
に関わっていた藤田さんにお話を伺いました。
下京いきいき市民活動センター(以下いきセン)で働くきっかけや
印象に残っているエピソード、今後のキャリアなどについて紹介します。
【プロフィール】 ・名前:藤田政広 ・所属:大学4年生 ・仕事:センターアルバイト3年目
■ いきセンで働くことになったきっかけ
2020年度にいきセンが事務局を担当していた「みやこKAMADOKIプログラム」のビジネスコースに参加したことをきっかけにセンターのことを知り、多様な人が集まっているセンターにて、より京都の魅力を学ぶためにアルバイトをしようとしたそうです。
■ 下京いきセンで取り組んだ事業
藤田さんは、センター2,3階のテラス(ウッドデッキの花壇)を活用し、「地域の方と交流しながら緑化に取り組む事業」を2年半担当していました。
当初活用されていなかったのようだったテラスを、地域の方を中心に、土壌改良するところから始めました。
そして1年後には、地域の方と毎月の活動や定期的のイベント(収穫祭,物作りなど)を通して、「育てる」「作る」「食べる」などが体験できる場(年間延べ100名が参加)になっていきました。
■ 印象に残っているストーリー
テラスでのイベントには、よく崇仁児童館の小学生が参加してくれていました。
そこで、2023年の7月に「じゃがいも収穫祭」を実施した時に、
小学生のみんなが、過去に参加したイベントのお話をたくさんしてくれました。
「ワタの種をまいて芽が出たよ」
「さつまいもを使ってポテトチップスを作った~」
「私はお母さんとスイートポテトを作ったよ!」
過去のイベント後に、家族と料理したりお母さんに自慢したなど、
子どもたちが笑いながら話してくれました。
稲刈り,紙作り,じゃがいも掘りなどたくさんの
「みんなの初めての経験」を通して、
みんなの思い出に残る場所になっていたそうです。
ご自身の力だけでは決してできなかった
天気,安全,企画,植物のお世話などのな難しいこともたくさんあったそうですが、
いつも活動してくださっている地域の皆様のおかげ様で
笑顔あふれる場所を作ることができました。
■ 藤田さんが考える今後の生き方について
藤田さんは将来、物作りを通じて、人・自然に貢献する活動や仕事ができればと考えているそうです。
いきセンでで自然を通じて人を喜ばせることができた経験を大切にして
人とのご縁を大切にしながら、みんなの記憶に残るような物作りに関わりたいです。
■ 最後に一言
下京いきセンでは、子どもから大人まで多様な方と交流したり
活動したりすることができます!
定期的なイベントや長期的なプログラムなどもあるので、
相談したい方,何かに取り組みたい方,取り組んでいる方
どんな方でもたくさん学ぶことができる場所です。
下京いきセンぜひお来しください。
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