【概要】
Dive-in SHIMOGYOは、下京区を持続可能で豊かなまちにするための連続講座です。
地域活動に興味のある方を中心に毎年開催しており、今回が4回目の開催となりました。
今年度は、「地域での活動を『見つけ』『広げ』『継続する』ための方法を知り、実現する」ことを目指して、3回の講座を実施しました。
この記事では、各回の様子をまとめてお届けします!
【DAY1「地域でできることを探し、企画を作ってみよう!」】
【イベントの概要】
実施日:2023年11月26日(日)
概要:地域課題からできることを探し、具体的な企画を作る、地域課題解決ワークショップ
講師:木村友香理 様(コミュニティ・スペースsacula代表)
参加人数:12名(20~50代)
【イベント内容】
① 体験談1(活動の概要,きっかけ)
活動を始めたきっかけ、状況など
子ども食堂など多様な活動を展開していること
②ワーク1(自分が取り組んでみたい分野を整理して決める)
興味がある分野を選び、将来像などを考える
③体験談2(具体的な企画の作り方)
やりたいことの順番の決め方
はじめるための基盤の作り方
④ワーク2(取り組む企画を考える)
企画の5W1H,どのようにして取り組むかを、ワークシートに整理し、発表しました。
【いただいた感想】
「自分の中にもやりたいことがあったんだと、気づける良い機会になりました」
「自分の気持ち,やりたいことを整理できました」
「楽しかったです」
「様々な思いを持った人達と意見交換できとても勉強になりました」
【イベントを振り返って】
DAY1は、まずは自分の活動の企画を作ってみるイベントを実施しました。木村様の慣れたワークショップの進行で、とても楽しい内容となりました。
「1月から活動を始めたい」「自分が創ったコミュニティに入って」と言っておられる方もおり、参加者同士で繋がっていただくこともできました。
【DAY2「面白い仲間を作り、地域を巻き込んだ活動をしよう!」】
【イベントの概要】
実施日:2023年12月3日(日)
概要:面白い仲間を作り、地域を巻き込んだ活動をするため、仲間作りワーク
講師:百瀬,鬼頭,梶浦,楫 様(FOCUS! SHIMABARA)
参加人数:6名(20~50代)
【イベント内容】
① 体験談1(活動の概要)
活動を始めたきっかけ(飲み仲間の集まりからマーケット,映画祭の開催へ)
団体の取り組みについて
②ワーク1(周りのネットワークの整理をしてみる)
活動したい地域に既にあるネットワーク
地域で人と繋がれる場所,頼れる人
③体験談2(面白い組織運営について)
無理をしすぎず、島原のために活動を続ける(大きな目標があると燃えつけてしまうので、続けることが目標)
月に1回は必ずみんなで話す
とにかく会いに行き、お願いすることで人を巻き込むことができる
④ワーク2(理想の面白いチームを作る)
面白いチーム作りにあたっての、必要な役割,雰囲気,継続するために必要なことを整理し、発表しました。
【いただいた感想】
「素晴らしい方々の活動の話を聞けて良かったです!同時に自分のネットワーク作りの弱点も分かって気付きも得られました!」
「チームの人の意見も聴き、いろんな思いが伝わり感心しました」
「楽しかったです」
「雰囲気作りもしっかりと考えたい」
【イベントを振り返って】
DAY2は、地域で取り組みたい活動において、組織を継続するための方法をワークショップ形式で学びました。
とにかく「FOCUS! SHIMABARA」様のお話が面白い!お話しいただいた「出会ってから一からチームを創り、楽しく続けていく方法」について、多くの方に響くものがあったのではと感じます。
【DAY3「活動を続けたいから、自分たちで問題解決に近づけよう!」】
【イベントの概要】
実施日:2023年12月17日(日)
概要:地域での活動を持続的な形にするために、課題を見つけ、その解決策を考
えるワークショップ
講師:佐々木郷 様(ThinkGO)
参加人数:5名(20~50代)
【イベント内容】
① 講義1(市民活動の「継続」に必要なこと)
「組織」に必要なものは?
「目的」を見える化してみよう
②ワーク1(チームの組織のリソースを整理をしてみる)
自分のチームのリソース(人,物,金,情報)を書き出そう
③講義2(問題解決に近付く力について)
「最適 + 最短」の策を目指す
戦略的思考について
④ワーク2(活動継続ができる自分のチームを考える)
チームの課題の整理
原因と解決策を考える
【いただいた感想】
「ワークをしていくなかで、課題を整理していくことが出来ました」
「様々な視点から活動の問題点を考えることができて良かったです」
「地域の為に何かやることは大変だけれど、とてもやりがいを感じられると思いました」
「今までぼんやり思っていたことが明確に言葉に書かれている資料をいただけて良かったです」
【振り返り】
DAY3は、地域で継続的に活動に取り組むための方法を考えるワークショップを実施しました。
佐々木様のワークショップはとても綿密に考えられており、順番通りに進めると自然と課題解決に繋がるところに驚きました。
【イベントを終えて】
今回の第3回「Dive-in SHIMOGYO 2023」は、
内村と藤田で企画させていただきました!
ご参加いただきました皆様、この度は本当にありがとうございました。
たくさんの温かい感想文も読まさせていただきました。
そして講師の皆様にも、数か月間近く準備に尽力いただき、
今回のイベントを開催させていただくことができました。
改めて感謝申し上げます。
私たちも
まだまだ未熟なところもありますが、
今回のイベントを通して、
皆様の今後の活動の支えとなりましたら幸いです!
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