■ 記事の概要
今回は、商店街の活性化に向けて
「IVASHO店街」のメンバーである「りりーさん」にお話を伺いました。
下京いきいき市民活動センターでの取り組みや
印象に残っているエピソード、今後の活動などについて紹介します。
【プロフィール】 ■ 名前:りりー
■ 所属①:フリーランス(ワークショップ活動,環境,社会問題など)
■ 所属②:IVASHO店街
■ 経歴
京都のとある施設(2019~)→ フリーランスとして活動(2023~)
■ いま取り組んでいること
りりーさんは現在、七条通りの商店街(梅小路の西側)の
活性化に向けて活動されています。
「IVASHO店街」という団体で、
「ランチングエコノミー」というイベント等を開催されています。
また下京いきセンでは、モバイル屋台の製作や活動準備などで
2023年の夏は月1~2回、秋には週1くらいの頻度で、
来てくださっています!
■ りりーさんの思う下京いきセン
りりーさんは下京いきセンで、活動のミーティングや相談などで
来られています。
いつも来たら色々な人がいて、多様な会話が生まれるので、
事務所は学校の部室のような場所だと感じているそうです。
同世代だけでなく、お年寄りとの会話が増えたりと、
(エグザイル好きなおばあちゃんとお話したことも!)
自分自身の考え方が変わったり、新しい興味が増えたり
されたようです。
■ ランチングエコノミーの概要
このイベントでは、参加者様がお弁当箱を持参し、
商店街を歩きながらお弁当にお惣菜を詰めた後、
レンタルスペース等で、交流しながらご飯を食べます。
これまでに、鍋,BBQ(中央卸売り市場),ハンバーガーなどをテーマに開催!
合計5回開催しており、毎回10名ほどの方が参加しています。
普段は通り過ぎるお店の方とお話ができる上、余っても最後にシェア
をできることもポイントです!
■ 活動に取り組んでいる理由
2022年度に下京いきセンで開催した「ローカルグッドアクション」にて、
「商店街が好きで力になりたい!」というメンバーで活動を始めました。
現時点では、5名(大学生1名を含む20~30代)で活動しています。
2022年の秋頃から、七条中央サービス会の会長さんや、
西七繫栄会さんなどに、ヒアリングなどを始めたそうです。
七条通り周辺の商店街では、利用者に高齢な方が多い現状があり、
「新たな経済をどう生み出すか」をテーマに取り組まれているそうです。
■ 活動で感じているなこと
現在、活動で感じている大変なことが2つあるそうです。
【① 活動費について】
下京いきセンなどから一部サポートしてもらっていますが、
参加費は食材費のみ参加者様からいただいています。
継続して補助金を取り続けることは大変なので、
いかに経済を巻き込みながら活動できるかも考えているそうです。
【② メンバーの継続について】
メンバーの構成などでも
ボランティアで続けることの難しさを感じているそうです。
春に1名卒業してしまうことなどもあり、
協力して活動を続ける難しさもあります。
■ 今後の展望
今後、商店街の中のそれぞれのお店に「みんなの居場所」を創りたいそうです。
最終的にはイベントを開催しなくても
フラッと立ち寄った時に楽しめるような「ランチングエコノミー」を実践できる仕組みを
考えています。
これからもペンギンのような軽やかさで、
みんなの笑顔をつなぎ、活動を続けられると良いですね!
Comments